＃１９　『曇りガラス』は暗い？「すりガラス」や「型ガラス」の違いとは？

ヤタガラスではありません、【型ガラス】です。

我が家は以前記事にした通り、二階リビングです！

少しとお隣さんと近くなりそうで、でも毎日カーテンを閉めっぱなしは嫌だなぁ

と思い色々工務店の方と相談していました。

「すりガラス」と「型ガラス」

『曇りガラス』なんて聞いたことがありませんか？！

〈すりガラス〉や〈型ガラス〉のことを総称して『曇りガラス』と呼んでいるといいます。

いわゆる私たちが一般的に見ている透明のガラスとは違い、視界ががかった視界を遮るガラスのことです。

しかし、〈すりガラス〉と〈型ガラス〉って同じように見えて全然違うんですよ！

まずはこちらです。

【すりガラス】

砂で研磨し不透明にしたガラスのことです。

濡れると透けてしまうのでお風呂場には適していませんね！

照明に使うガラスや光を優しく広げるような空間にはとても適しています。

日差しが強い場所に使うとすりガラスが光を乱反射するため光は取り込みつつ強い光を調整してくれます！

和室、障子などに合わせるとレトロ感が出て光もふんわりとした空間になりますね。

屋外では雨の日に濡れると透けてしまいますし、塵や埃が付着してしまいますので視界を遮る目的で使うならおすすめはしません。

【型ガラス】

大きめの凹凸がありエンボス加工がしてあります。

〈すりガラス〉と違い〈型ガラス〉は水に濡れても透けません。

凹凸が大きいため汚れも落ちやすいので、屋外から視覚を遮るのに適しています。

採光は十分入ります！暗いと感じることはなさそうですね！

〈すりガラス〉ほど視界は遮りません。人影はある程度見えるので確認が必要です。

特徴によって使うか使わないかというよりかはどこで使うか使わないかだと思います。

場所によっての使い分けが大切です。

透明のガラスじゃなくて大丈夫？

我が家は隣家が近いということで、視界を遮るために〈型ガラス〉を使うのですがいくつか不安な点もあります。

１）光のを取り入れる量に関しては透明なガラスと変わらないようです！

しかし、透明ガラスの方が直接的に光が見えるので光を多く取り込んでいる様に感じてしまうのかもしれません。

〈型ガラス〉や〈すりガラス〉の場合、ガラスの表面に凹凸があるため光を乱反射するので部屋全体では明るく見えるかもしれません。

2）閉塞感は実際人によって様々のようです！〈透明ガラス〉にしても常にカーテンをしているようでしたら〈型ガラス〉などを検討してもいいのではないでしょうか？

視覚的開放感が欲しい人と、精神的な開放感が欲しい人はそれぞれだと思います。と言っても、全く閉ざされた空間にはなりませんからね！自身の感覚的なことが大きいと思います。

３）汚れに関しては透明のガラスに比べて凹凸がある分どうしてもゴミがたまりやすいです。

〈型ガラス〉は凹凸も大きいためものすごく汚れが入り込む事もありません。あまり気にしなくてよさそうです。

〈すりガラス〉は残念ながら汚れは落ちにくいです。先ほどお話しした通りあまり濡れず触れない様な屋内に使うのがベストかと思います。

４）そして、実際どれくらい見えるかというと

動きは確認できますが、はっきりと見えないと思います。

ガラスに近ければ近いほどはっきりしますが、そんな近くに寄ることなんてそうそうありませんよね！

そして、夜間など中が明るく外が暗い時の方が動きは分かりやすくなります。

マメケンのまとめ

我が家は勾配天井の大きめのガラス以外は型ガラスにしました！

採用理由としては、カーテンを閉め切った生活になってしまうのが嫌だったのです。

そして、想像していた『曇りガラス』は〈すりガラス〉で〈型ガラス〉はそこまで閉塞感もなさそうで部屋も明るくなると思ったからです。

以外と「曇りガラス」って認識で全てすりガラスを想像している方もに多いのではないでしょうか？

一度確認してみることをオススメします！

意外と街中には型ガラスが使用されています。

住宅が密集している場所や道路付近などは多くみられるので参考にもなりますよ。散歩がてら少し街中を見渡してみるのもいいでしょう！

家の立地や窓をつける位置によって、どのガラスを選ぶのがいいのか工夫するのが良さそうですね！

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