「地鎮祭」をご存知でしょうか?
地鎮祭とは家を建てる前に安全を祈願するための儀式です。
先日工務店の担当の方に、
マメケンさん、地鎮祭はやりますか!?
地鎮祭?えーっと、いま検討中です!!
そんな話をしていたので地鎮祭について調べてみました。
結論言うと私たちは地鎮祭は行いません。スケジュールの問題やコロナウィルスの状況、いろいろなことが重なりやらないという決断に至りました。
でも実際私は「地鎮祭」ってなんぞや?って話だったのです。
地鎮祭って何?
地鎮祭とは建物を建設する際にその工事の安全を祈願する儀式です。
神式で行うのが一般的だそうですが他の宗教で執り行うこともあるそうです。
【開式の辞(かいしきのじ)】
- 【修跋の儀(しゅばつのぎ)】祭典の本儀に先立ち、参列者・お供え物を祓い清める。
- 【降神の儀(こうしんのぎ)】祭壇に立てた神籬に、その土地の神・地域の氏神を迎える。
- 【献饌(けんせん)】神に祭壇のお供え物を食していただく。
- 【祝詞奏上(のりとそうじょう)】その土地に建物を建てることを神に告げ、以後の工事の安全を祈る旨の祝詞を奏上する。
- 【清祓(きよはらい)】土地の四隅を祓い清め、合わせて米・塩・切麻を撒く。切麻(きりぬさ)・散米(さんまい)とも言う。
- 【地鎮の儀(じちんのぎ】忌鎌(いみかま)を使った草刈初(くさかりそめ)、忌鍬(いみくわ)を使った穿初(うがちぞめ)、鎮物(しずめもの)の埋納等が行われる。
- 【玉串奉奠(たまぐしほうてん)】神前に玉串を奉りて拝礼する。玉串とは、榊等に紙垂と木綿を付けたもの。
- 【撤饌(てっせん)】お供えした物を下げる。
- 【昇神の儀(しょうじんのぎ)】神籬に降りていた神をもとの御座所に送る。
【閉式の辞(へいしきのじ)】
→【直会(なおらい)】地鎮祭が終わった後お神酒、お供え物などを食する。お店で
こんな流れのようです。
基本的には
・【六曜】
大安、先勝、友引
・【十二直】
建、満、平、定、成、開
からの組み合わせで日取りを決めます。
大安はよく聞きますが、【十二直】とかとかはほとんど馴染みがないものですね!
ちなみに施主が関わるのは地鎮の儀と玉串奉奠くらいだそうです。
必要なものと費用
当日揃えるものには、米や神酒など色々とあるみたいですが、今は工務店やハウスメーカーが揃えてくださるのが一般的のようですので工務店などに確認し【初穂料】は持参していきましょう。
私のお世話になっている工務店もやる場合は用意してくれると言ってくれました。
【初穂料】は2万円から5万円が相場のようです。地域によっても違いがありそうなので確認してください。
その他にも設備費、先ほどお供え物を用意していただく費用などを合わせて10万円前後が相場のようです。
地鎮祭の後の挨拶回りの品は費用に含まれていないので、回る件数分の品代が加算されます。
所要時間
地鎮祭は準備や片付けを合わせても1時間半程度で全てが終了します。
雨天決行ですので、よほどのことがない限り中止になることはないと思います。
その後の挨拶回りがあるのでその時間も頭の中に入れておきましょう。
セルフ地鎮祭
昨今では、忙しい共働きの家庭や日取りが合わない家庭も多くセルフ地鎮祭も多いそうです!
これなら時間が合わなくても自分たちでできるね!!
マメケンのまとめ
いかがでしたか?地鎮祭は建築などに関わっている方はともかくあまり馴染みがないですよね!とはいえ、やっぱり安全を祈願しないとせっかくの家づくりで何かあった時
「あの時やって入ればよかったなー。」
なんて後悔したくありませんよね。時間が合わない方もセルフでなら時間や日取りもある程度自由がきくと思いますので試してみてはいかがですか?
ちなみに今では注文住宅で半数ぐらいはやっていないと聞きました。建売の物件は建てた後なので当然やりません。一般的な戸建住宅では25%くらいしかやっていないとゆうのも驚きですね。
やるかやらないかは自分たち次第ですので、後悔しないように計画を立てましょう!
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