無垢の床材のデメリットを聞いて諦めた人は多いのではないでしょうか?
ネットで検索するとうやめた方がいい、こんなはずじゃなかったなどどうもネガティブな発言が多かったりします。
結論から言うと私は無垢の床を採用しました!
と言いましても、2階のみになります。
ここ単純に予算不足ということです。
ここでは、なぜそのデメリットが多く聞く無垢材を選んだのか。
そして本当にデメリットなのかというところから無垢の良さを伝えていきます!
無垢材のデメリット
・金額が高い
無垢フローリングは合板と違い一枚の板のため比較的に金額が上がりやすいです。
床は面積が広い分予算を圧迫しやすい傾向があります。
・床暖房がつかない
無垢床は天然木のため急激な温度変化にとても弱いです。
床下では床暖房により急激に温度を上げるため水分の変化により縮んでしまったり、反りや割れの原因になったりしてきます。
床暖は無垢材と相性が悪いです。
しかし、限定的にはなりますが床暖房に対応している無垢材もあるそうです。
無垢床に加えて床暖房を追加するのは結構金額が張ることは覚悟した方が良さそうです。
・傷や水に弱い
基本的に水などの放置はシミなどの原因になります。
無垢の材質によっては傷が大変つきやすいものもあります。
杉やパインなどは特に気をつけた方が良さそうです。
デメリットの対処法
しかし、全てが全てデメリットだけではありません。
デメリットとメリットは表裏一体だったりもします。
床暖房の金額を足したら無垢材の方が安い
床材と床暖房を切り離すと安く感じますが、床暖房か無垢材かで悩んでいるのであれば床にかけるトータルの金額は比較的無垢材の方が安くなります。
電気代や、修繕費などのランニングコストを考えると床暖房は結構割高になってしまいます。
傷やシミ、汚れは対処できる
実は修繕は無垢材の方が対応しやすかったりします。
無垢材は合板と違って一枚の板です。
何かものを落としてしまって傷がついても、下から出てくるのは無垢の板です。
逆に合板の場合、傷の深さによっては表面の木の部分を貫通して下の合板部分が露出してきてしまします。
そして、凹んだとしてもよく絞ったタオルを凹んだ部分に敷いてアイロンを押し当てるとかなり元通りになります。
汚れなども、軽くヤスリをかけた後にオイルやワックスなどをかけるとほとんど元通りになります。
無垢材はここがいい!
・足触り
まずは、「足触り」です。
ここばかりは天然木の醍醐味です。
素足で歩いた時の足触りは何よりも違いに気づくはずです。
また、熱伝導率も低いため断熱効果も高いと言えます。
しかし、広葉樹などは密度が高く硬いため、木材の空気の隙間が少ないため、柔らかい針葉樹に少し冷たくは感じてしまいます。
・経年変化
「経年変化」もまた無垢材の大きな特徴です。
使っていくうちに色の変化や艶、形の変化も感じられます。
より愛着が湧くのも魅力の一つではないでしょうか?
・調湿効果
そして「調湿効果」です。
無垢材は木そのものが呼吸をしています。
湿度が高いときは水分を吸収し、乾燥しているときは水分を放出してくれます。
結果、室内の湿度の調整を自動で行ってくれるのです。
まとめ
いかがですか?
私は無垢の経年変化や性能も含めとてもお勧めできる床材だと考えています。
床暖房が欲しい、予算が合わないなどといったいろいろな選択肢があります。
しかし、デメリットだけが一人歩きしている情報だけにまに受けてしまってはとても勿体無いです。
どの床材や、設備にも良し悪しがあるように無垢材で悩まれている方はまずは検討してみてその上で結論を出すのがいいのではないかと思います。
メンテナンスもしっかりすれば、コスパの面でもとても優秀ですよ!
にほんブログ村
コメント