注文住宅で何の金額が多く占めるかはすごく気になることですよね。
いかにコストダウンするかは、コストアップする設備・仕様・素材を知ることからです。
結論、家を大きくして人とは違う設備をつけると高くなります。
おっ、当たり前のことを言っているじゃん。
そんなこと誰だってわかるよね!
そうだよね、設備費用が安くても面積が大きくなればそれなりの金額になるもんね。
外壁とか床とか・・
んっ!?あっ、そうだよね!
(確かに漠然と大きい家は金額が高いなんて考えていると搾取されるようなもんだな。何が高くなるのか把握してみよう)
コストアップしやすい設備
床材
床材は素材で金額が大きく変わってきます。
- フローリング(無垢材・複合材)
- クッションフロア
- カーペット
- 畳
- タイル
種類やグレードによっても金額は変わってきますが一番の要因は面積です。
床は広くなればなるほど金額は増えてきます。
差額で出る金額も、㎡で提示されるとたいした金額ではありませんが家の延床で計算すると大きく変わってきます。
全てをハイグレードにするのではなく、1Fや2Fで素材を変えるとか部屋で素材を変えるなどの工夫でコストダウンを図れます。
床暖房
床暖房は床材に加えて設備費がかかります。
そして初期費用は結構高額になります。
電気式の床暖房で10畳50万円くらい(温水式はもう少し高い)で設置面積を少し多くすると金額も数万単位で変動してきます。
ランニングコストも高いなんて声も多く聞きます。
そして、床暖は使用するからといってエアコンは必要ないってこともないのです。
そう、夏に冷房は必要なので結局両方買わなきゃいけないのです。
ただ、新築時ではなくその後につけようとすると割高になるのでつけるなら新築時をお勧めします。
外壁
外壁も床材と一緒で面積がとても広いです。
金額が1000円違うととんでもなく金額が変わってきます。
外壁は四方の壁(標準的な家の壁面)があるので想像よりも金額が増すポイントになります。㎡の単価で決めると驚愕しますよ?注意ポイントです!
しかし機能面を落としすぎてもラングコストがかかってきてしまうのでご注意を。
スケルトン階段
スケルトン階段は基本的にオーダー物になるため金額が上がりやすいです。
普通の固定階段の約3倍の金額になります。
詳しくは↓こちらからご覧ください!
建坪を広くする
家を大きくすると高くなる。
そんなことはほとんどの方がわかっているよ!って思う方かもしれなませんが、かなり重要で大幅なコストダウンをしやすいポイントです。
注文住宅の場合、昨今では坪単価で計算されることが多いです。
一坪あたり70万と仮定した場合、一坪広げるだけでこれほど大きく金額が増します。
逆を言うと、必要のない場所を1坪減らすと金額を大幅に削減できます。
注文住宅を考えている方は、家を少しでも大きくする方が多いようです。
しかし、実際無駄なスペースなどが生まれてしまうケースもあるので、設計段階でなるべく無駄を省くのがコストダウンにつながりますよ!
造作家具
造作家具はもちろんフルオーダーになるので多少の金額アップは覚悟しなければなりません。
しかし、ここで確認しておかなければいけないことは以下の通りです。
- 既製品で代用できるか
- 引き出しや扉などのを使うかどうか
まずは、既製品で代用できるかどうかです。
同じような家具でも造作か既製品かで金額は大きく変わってきます。
既製品は、生産個数も多く、設置の作業量も少なくなるため金額はグッと抑えられます。
そして、造作家具の場合扉や引き出しなどの有無で金額がだいぶ変わります。
これは、棚や箱ものに関しては大工さんが作れますが扉や引き出しなどをつけると「建具屋さん」が必要になります。
少し馴染みがないと思いますが、そのような微調整をする家具は建具屋さんが作ります。
その場合、どうしてもコストがアップしてしまうのです。
工程の多くある家具が多くあるとコストアップしやすいのでお気をつけください。
外構
外構もやり込むとすごい金額になりますよ!
建物とは別でこだわりポイント満載の場所ですからね。
ここで伝えたいのが、外構はシンプルすぎてもせっかくの建物が質素に見えてしまうことです。
コストダウンのポイントとしては、外構業者に別で依頼することです。
外構はHMや工務店に依頼しても下請けの外構業者に発注します。
その場合、仲介料としてマージンが1割から3割は入ると言われています。
時間があり、ある程度自分で動ける人は是非試してください。
その場合、あらかじめHMや工務店に外構は別で頼む旨を伝えておきましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
そうです、金額が安く見える設備でも使う面積の大きいものは金額が膨れ上がりやすいのです。
反対に使う面積を小さくできたり、設備の素材のグレードを少し抑えられればその面積分コストダウンが見込めます。
知らず知らずのうちに予算オーバーになっていませんか?
金額の高い設備を変えるのも予算を抑える時に効果はありますが、面積の大きい物の金額を少し落とすと総額は大きく変わってきますので試してみてくださいね!
意外と同じようなもので安いものもあったりしますよ!
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